お客様の声

お客様の声詳細

まっすぐで清々しい蕎麦、そして気の利いたツマミ、理想の蕎麦酒が楽しめます

<2014年3月2回目訪問時レビュー>

昨年に続き、さいたまシティハーフマラソンの応援旅を機会に1年ぶりの再訪問です。

席に座ってビール、まずでてきたお通しのおからにはオリーブとたぶんオリーブオイルで少し練った感じ、センスいいな、真似したい。

去年も美味しかったゴボウの青唐ミソマヨネーズ和え。青唐のピリっとした辛さがゴボウのほわん、とした風体をぱっきりさせるのね。

今日は馬肉のタルタルもありました。馬刺って蕎麦屋で時々みかけるつまみだけど、タルタルは珍しいね。ワインもおいてるちょっとフレンチビストロ寄りのお店だから、違和感ないけれど。青ネギたっぷりの赤身のタルタル美味しいです。ワインでなく、豊富に揃ったお酒の中から栃木の旭興って純米酒との相性もばっちり。

つまみはあと一品、白レバーのソテー春菊サラダ添えをオーダーしました。
ここの定番人気メニュー「肝せいろ」のつゆに使ってるのとたぶん同じ上質の鶏の白レバーをさっとソテーにしたもの。ビストロ料理ですね。ほわっほわの白レバーはくさみもなく、フォアグラを思わせるクリーミーさで美味しい。佐賀の七田という純米酒と一緒にいただきました。

〆のおそばは今年はマッシュルームクリームせいろで。

。。。おっと、邪道と言わないで。立派な個性派せいろなんですよ。
ほら、奇遇にも「つれづれ蕎麦」のyukaさんも召しあがりつつ、絶賛されているではないですか(他力本願?)。
http://chibiyukarin.blog4.fc2.com/blog-entry-2853.html

そう、昨年いただいた肝せいろの時も思ったけれど、
まず蕎麦自体がしごくまっとう。美しい鶯色で、背筋がしゃん、と伸びた感じの若々しい蕎麦。

蕎麦が強いから、変化球のつけ汁に負けないどころか相乗効果で至福の味わいになる。

マッシュルームクリームせいろは名前のとおり、マッシュルームの香りがほわんと立ち上り、添えられた粉チーズを加えて味わってみるとうーん、これはほんとフレンチというかなんというか。まろやかなコクのある、ほっとする豊かな味わい。
これに例のほどよい弾力感がありつつもしゃんとした蕎麦をつけてたぐってみると、
ああ、まあほんとに。いいもんですね。
蕎麦が引き立つ。。。やはりけして邪道でなく、蕎麦の魅力を存分に引き立てる実に斬新なつけ汁です。
蕎麦の楽しみが膨らむ!

お酒飲みながらいろいろな蕎麦前で楽しむ夜はもちろん素敵だけど、なんだかこのマッシュルームクリームせいろ、朝ご飯(朝そばか、)にもなりそうだな、などとも思った。
最後につけ汁をそば湯で割っていただけば。。。もう言葉もありません。

昨年も書きましたがご主人ひとりでやってるので料理のテンポはかなりゆっくりです。
お時間の余裕があるとき、のんびり蕎麦酒、ってのが良いお店ですね。

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<2013年3月初訪問レビュー>

夫から美味しいと聞いてた「庵浮雨」さん。家から少々遠くて何か別に用件がないとなかなか、だったのですが浦和に所用ができて初訪問がかないました。

ここでは「肝せいろ」を絶対食べたい、と思ってました。
夜訪問なので、ビストロっぽいおつまみも何品か、ビールで始めて日本酒をいただこうという算段。

最初にお通しでお豆腐がでてきました。テーブルにある岩塩でどうぞ、ということでいただいてみましたが濃厚で大豆の旨味がしっかり。いい感じです。

おつまみとしてはまず、
「ゴボウの青唐みそマヨネーズ」。
青唐の辛みがぴりりと利いてる。ゴボウのしゃっきり感もそのままに、素直で美味しい。

「ほうれんそうのゴマクリーム」
これもシンプル、でも気が利いてる。ほうれんそうの胡麻和えとか、白和えとか、そんな感じをアレンジしながら別の魅力を引き出してる。家でも真似したい。

続いて「豚肉のコンフィ 春菊添え」もコンフィにした豚ロース(ちょっと薄め、)を最後網焼きしてカリカリに仕上げてるあたりに店主のセンスを感じます。添えられた春菊もうまいぐあいのシンプルドレッシングがとてもいい。

あ、お酒の方はハートランドビールをいただいたあと、夫は佐賀の「七田」、私は岡山の「神心」をいただきました。
七田はふくよかな、神心は澄んだ、いずれも美味しいお酒でした。

そしてようやく「肝せいろ」の登場。
フォアグラのようなふわっとした鶏肝をせいろのつゆに仕立てたユニークな一品です。
が、けしてキワモノにならないのは清々しくも美しいおそばとのマッチが絶妙だから。
蕎麦は。。。結構太めのしっかりもの。角もしっかりしていて、口に含むとふわーっと蕎麦の香りが立ち上ります。
10割だそう、しっかり、心をこめて打ったまっすぐな蕎麦です。
香りがあまりにいいのでつゆにつけるのがもったいない(塩でもおいしいかも)しれませんが、
これを個性ある肝つゆにつけていただくと美味しさがまた倍増するから不思議。
幸せ度がぐん、とあがります。

ご主人は神田の「眠庵」で修行されたそう。
蕎麦道場。。。と言ってもいいくらい、志高い蕎麦おたく職人が蕎麦談義を闘わせるあの店です。
なんだか納得。
という雰囲気の、まっすぐで、清々しい蕎麦です。
大好きだな、こういう個性のある、強い蕎麦。

肝つゆはほんのちょっと「しょっぱい」のがタマニキズではあるけれど、あとでボタージュタイプの蕎麦湯で割ってみるとこれがまたねー。幸せ度満喫ですよ。
ツマミのセンス抜群だし、お酒も揃ってるし、個性ありながら正統派の美しいせいろ。値段もこの満足度に対し驚愕的に安いし。
このお店、もう少し家に近かったらねえ、通っちゃうのに。
あ、夜はご主人ひとりでキリモリしているので、それぞれのメニューが供されるのには結構時間がかかります。
なので「急ぎかっこみ蕎麦」ではなく、ゆっくりお酒飲みながらってのに向いてます。

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